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メディ小町の監修者・コメント協力医師

【一覧】メディ小町の監修者、コメント協力いただいた医師様

桐生 有紀先生

桐生有紀 先生のプロフィール
桐生先生
桐生 有紀先生

日本形成外科学会専門医
日本美容医療協会 美容レーザー適正認定医
日本美容皮膚科学会正会員
日本美容外科学会正会員
日本抗加齢医学会正会員

福島県立医科大学医学部医学科卒業、東京都済生会中央病院にて勤務ののち、日本医科大学付属病院形成外科・美容外科助教、天現寺クリニック院長を経て、2018年より勝どき駅前皮ふ科クリニック院長を務める。

クリニックではアトピー性皮ふ炎など保険診療のほか、プラセンタ注射やリフトアップといった保険外の美容診療まで幅広く診療している。

クリニックHP:https://www.kachidoki-ekimae-hihuka.com/

①二重整形でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

二重の幅が希望通りではない、左右差があるなど不自然な二重になってしまったという失敗例が多いです。

対策としては、シミュレーションをしっかりすることが大切です。

イメージ通りにならなかった場合、再手術が可能なこともあるので事前に確認しておくのが良いでしょう。

②糸リフトでよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

糸を入れた後のひきつれや凹凸が生じる、効果がないという失敗例が多いです。

対策としては、カウンセリングで希望をしっかりと伝え、糸の種類(溶ける溶けない)や本数を選んだり、脂肪吸引なども併用した方が良いのか話し合うことが必要です。

③エラボトックスでよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

エラボトックスは、咬筋にボトックスを注入する施術ですが、頬がこけて見える、表情が不自然になる例があります。

対策としては、注入する製材や量、打つ間隔を把握することが大切です。注入後は、注入部位をマッサージしたり、圧がかかってしまうと良くないので、医師の指示に従って生活をしましょう。

また日頃から左右差を感じている場合は事前に伝えると良いです。

④医療ハイフでよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

顔の赤みや腫れ、やけど、しびれなどの神経障害、たるみが起こることがあります。

対策としては、顔の脂肪が多い方または少ない方や20歳代以下の若年の方は事前に相談すると良いでしょう。

ハイフ施術後は乾燥が生じるので、アフターケアでは、保湿が重要になってきます。

施術中にしびれや違和感があれば、すぐに伝えるようにしましょう。

⑤ヒアルロン酸注射でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

皮膚に凹凸が生じる、しこりができる、左右差が生じるという例があります。

対策としては、自分の悩みに合ったヒアルロン酸を選び、量も事前に相談するようにしましょう。

またしこりなどが生じた際には、溶解液を打ってもらえるかどうか確認しておきましょう。

⑥鼻整形でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

鼻のプロテーゼがずれたり高くなりすぎる、ヒアルロン酸注入で鼻筋が太くなるという例があります。

対策としては、施術する医師に自分の希望をしっかりと伝え、事前にカウンセリングをすることが大切です。

ご自身の元の鼻の形によっては、希望のイメージに沿えない場合もあります。

誠意を持って対応してくれる医師かどうかが大切です。

⑦シミ取り治療でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

施術前よりシミが濃くなったという例があります。

対策としては、ピンポイントレーザーの場合は、施術後の遮光やこすり刺激への対策をしっかりとテープなどで数か月はすることが大切です。

全体的なレーザーの場合は、肝斑であった場合に、強い熱や光が当たるとさらに濃くなることがあるので、自分の色素がシミなのか肝斑なのか事前に良く診察してもらう必要があります。

また美白外用剤を併用する方が良いこともあります。

⑧クマ取り・目の下のたるみ取りでよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

皮膚に凹凸が生じる、目の下のシワが増えるという例が多いです。

対策としては自分のクマの種類を見極めて、適切な施術を受ける必要があります。

目の下の脂肪を取ったり、または目の下に脂肪を注入するだけでは改善されないこともありますので、事前のカウンセリングで十分に話し合うことが大切です。

⑨ほくろ除去でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

ホクロが消えなかったという例が多いです。

レーザーでほくろを削る場合、削りすぎると皮膚が凹んでしまう恐れがあるので、削れる層まで削り、傷の回復を待って再度削るほうが最終的にきれいに治ることがあります。

対策としては、自分のホクロの場合、レーザーで施術した場合と手術した場合と、通院回数や治癒過程を事前に知っておくことが大切です。

レーザー後の遮光やこすり刺激への対策も数か月必要です。

⑩目頭切開でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

目が近くなりすぎる、違和感のある目元になるという例があります。

対策としては、事前のカウンセリングで自分の希望をしっかりと伝え、目頭切開という施術を良く理解することが大切です。

時間の経過により、目頭のしわやたるみが生じることもありますので、修正手術などが可能かどうか確認しておきましょう。

⑪人中短縮(リップリフト)でよくある失敗例は何ですか?対策としてできることはありますか?

桐生医師

瘢痕が残る、小鼻が広がる、口が閉じにくくなるという例があります。

対策としては、事前のカウンセリングで希望を伝え、場合によっては人中短縮以外の方法も説明を受けると良いと思います。

場合によってはボトックス等の注射を合わせて行った方が良いこともあります。

瘢痕に関しては、外用やテープ、注射等で治療することも可能ですので、経過によって受けられるか確認しましょう。

⑫糸リフト以外で、リフトアップが目指せる施術はありますか?

桐生医師

レーザーや高周波、注射、手術などの施術があります。

レーザーは、皮膚の深い部分の真皮や筋膜のみ熱変性を起こすので、肌の内側から引き締め効果が期待でき、しわ・たるみを改善します。

高周波は、ラジオ波(RF)とも呼ばれる波動や振動電流の周波数が高い電流です。

ラジオ波を照射して発生した熱で皮膚の奥深くにダメージを与えて、組織を熱凝固させます。これにより真皮層の組織を収縮させたり、コラーゲンの生成を促し、たるみを改善します。

ヒアルロン酸を皮膚下に打ち込むと、皮膚がふくらみ、結果として肌にハリが生まれ、しわが目立ちにくくなります。さらに、たるみについても、たるんだ部分を持ち上げた状態でヒアルロン酸を注入することにより、ヒアルロン酸がそのたるみを支え、皮膚のたるみはある程度改善されます。

注射には、ヒアルロン酸や脂肪注入等があります。

ヒアルロン酸の注入によりシワやたるんだ皮膚を持ちあげることでリフトアップ効果が発揮できます。

脂肪注入は、自分の他の部分から採取した脂肪を注入することでリフトアップできます。

PRPは、自分の血液を採取し、加工して再度注入することで皮膚のコラーゲンを増やす働きがあります。

顔のたるみは、SMAS(表在筋膜)と呼ばれる部位が加齢の影響によって緩むことにより発生すると考えられています。

手術はこの表在筋膜を引き上げることを目的に行われています。たるみの部分によって、皮膚を切ると位置も変わります。

⑬ ヒアルロン酸注射の部位別の効果、おすすめな人を教えてください。

桐生医師

鼻:鼻筋や鼻根部にヒアルロン酸を注入し、高い鼻を手に入れることが可能です。
鼻のラインを整えると、端正で若々しい印象を与えられます。

通常の整形では、鼻にシリコンを入れて高さを出したり、糸を挿入したりする方法がありますが、切開や異物を体内に入れることに不安がある方、これらの施術には抵抗が強い方におすすめです。

鼻の高さや鼻筋で悩んでいる方にヒアルロン酸の注入は効果的です。

顎:下顎にヒアルロン酸を注入すると、あご先が伸びることでシュッとしたVラインを作ることができます。顎の梅干しジワが目立ってきた人やシャープな印象が欲しい方におすすめです。

ほうれい線:ほうれい線は、色々な原因が合わさって作られてしまうことが多いです。ほうれい線のそれぞれの特徴にあわせてヒアルロン酸注入を行うことで改善が期待できます。

おでこ:おでこにヒアルロン酸でボリュームを足すことで、丸みがでて優しく若々しい印象になります。

また、横顔のシルエットも美しく、おでこにボリュームがでることで顔の下半分がスッキリ見えて小顔効果も期待できます。元々の骨格や脂肪が減ってしまい凹凸が目立つおでこに悩んでいる方におすすめです。

唇:唇にヒアルロン酸を注射することで、ボリュームを出したり、アヒル口やM字リップなどを形成することができます。

ボリュームを出す位置によって、仕上がりも様々です。唇のしわや乾燥が気になる方、人中を短くしたい方もヒアルロン酸注入はおススメです。

目の下:目の下にヒアルロン酸を注入することで、クマやたるみの改善が期待できます。クマは特に「青クマ」と「黒クマ」の改善に効果があります。

目の下のふくらみの下にたるみや窪みができている、目元のシワが気になる、切開する施術には抵抗がある方におすすめです。

⑭ボトックス注射の部位別の効果、おすすめな人を教えてください。

桐生医師

エラ:小顔になる効果や、歯ぎしり・食いしばり・肩こりなどの改善が期待できます。エラが張って見える人や、歯ぎしりなどで悩んでいる人におすすめです。

顎:顎の梅干し皺の改善効果が期待できます。顎の凸凹が気になる人や、横顔で顎の位置が気になる人におすすめです。

小鼻:小鼻にボトックスを打つことで、「鼻翼の広がり」や「鼻の穴の広がり」の解消が期待できます。鼻の穴が大きくなるのを防ぎたい人や、小鼻の広がりを抑えたい人におすすめです。

眉間:眉間にできるシワの抑制が期待できます。表情でできる眉間のシワが気になる方におすすめです。

おでこ:おでこにできる横のシワの抑制が期待できます。表情が豊かで、おでこにシワができやすい人におすすめです。

鼻:鼻先を高くしたり、鼻根の横皺を抑制したりする効果が期待できます。鼻先を高くしたい人、鼻根の横の皺が気になる人におすすめです。