「ハイドロキノンは、デリケートゾーンの黒ずみに使えるの?」
このような疑問はありませんか?
ネットの口コミでは、ハイドロキノンを使ってデリケートゾーンの黒ずみに効果が出たという声がありますが、ハイドロキノンをデリケートゾーンに使うのは副作用が心配ですよね。
そこで、ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみに使えるのか、成分による安全性と、ネットの口コミから効果があるのか検証しました。
ハイドロキノンの基本情報|デリケートゾーンの黒ずみに使えるの?
ハイドロキノンは美白※サポート効果がのぞめる薬で、植物の一部にも含まれている天然の化合分です。薬のためクリニックで処方してもらう必要がありましたが、2001年に薬事法が改正され、ハイドロキノン2%までの低濃度の化粧品を買うことができるようになりました。
ハイドロキノンの主成分は「ヒドロキノン」で、ヒドロキノンは写真現像や染料にも使われる化学品の一種です。ヒドロキノンは、厚生労働省の発表によると、目や皮膚に対する有害性や発がん性があるとされているため注意しなければなりません。
ヒドロキノンが主成分のハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使うことはできますが、トラブルの恐れがあることから、医師への相談と処方が前提だといえます。
皮膚の脱色剤として調合使用されている本物質の5%剤の使用はしばしば皮膚症、紅斑、灼熱感を伴うとの記載、また、2%のハイドロキノンを使用した事例で、白斑が4例みられたが、炎症性のものではなく、1%剤のパッチテストでは72時間後に陽性結果は得られなかった
引用:厚生労働省
成分名 | ハイドロキノン |
主成分 | ヒドロキノン |
平均価格 | 平均8,000円 |
黒ずみ改善にかかる期間 | 1~3か月 |
効果 | 美白※サポート効果がのぞめる |
副作用 | 肌の痛み、赤み、かぶれ、ひりつき、皮むけなど |
入手方法 | 病院・ネット通販 |
濃度 | 1%~10% |
種類 | 純ハイドロキノン 安定型ハイドロキノン |
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンの濃度の違い
ハイドロキノンは、1~10%程度の配合量のものがあり、化粧品はハイドロキノン2%までと決まっています。
ハイドロキノンの濃度が高いほどデリケートゾーンの黒ずみを改善する効果が高くのぞめますが、その代わり肌への刺激も強くなるため、1~4%のハイドロキノンを用いるのが一般的です。
ハイドロキノンが2%以上の濃度のものは、医師による処方が必要になります。単体では美白※サポート効果が低くなるためトレチノインと併用しますが、トレチノインは処方でしか入手できないことから、デリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果を高めたいときは皮膚科や美容皮膚科を受診する必要があります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
純ハイドロキノンと安定型ハイドロキノンの違い
ハイドロキノンには、純ハイドロキノンと安定型ハイドロキノンの2種類があります。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット | 入手方法 |
---|---|---|---|---|
純ハイドロキノン | 純度99%のハイドロキノン | 美白※サポート効果が高くのぞめる | 安定性が低い | 皮膚科 個人輸入 ネット通販(2%まで) |
安定型ハイドロキノン | 他の成分と複合 | 品質が安定している | 美白※サポート効果が低い | お店 ネット通販 |
純ハイドロキノンとは?
純ハイドロキノンは99%の純度でほとんどがハイドロキノンのため、デリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果が高くのぞめます。しかし濃度が高い分肌への刺激が強く、副作用が起きやすいです。
また、短期間しか安定性を保つことができず、長期保管ができないのと温度や光の影響で劣化します。
安定型ハイドロキノンとは?
安定型ハイドロキノンは、純ハイドロキノンに他の成分を配合したものです。純度が低い分美白※サポート効果は低くなりますが、肌への刺激が弱くなり、長期間安定しており扱いやすいメリットがあります。
純ハイドロキノンと安定型ハイドロキノンはどちらが強力?
デリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果が高くのぞめるのは、純ハイドロキノンです。
お店やネット通販で買えることが多いのは安定型ハイドロキノンのほうで、他の美容成分を混ぜてハイドロキノンの濃度が低くなっており、デリケートゾーンの黒ずみを改善する効果は純ハイドロキノンと比べて低くなります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使った人の悪い口コミと良い口コミ
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うと本当に美白※サポート効果が得られるのか、口コミから検証します。
ハイドロキノンの効果を客観的な意見で判断できるよう、良い口コミだけでなく悪い口コミも両方集めました。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使った人の悪い口コミ
おお、デリケートゾーンちゃんと色が明るくなってきたぽい嬉し
引用:ツイッター
数年前にハイドロキノンでかぶれまくって大失敗してたぶんその時に余計に黒ずんでたんだよな
デリケートゾーン用にqoo10でハイドロキノン買ってみた。ちょっと薄くなってる気がする、、?デリケートゾーン以外でも使えるようなのでニキビ跡にも使ってみようかなと思ったけど、動物実験で発がん性が指摘されてるとのことなので躊躇するな
引用:ツイッター
東大式トレチノイン、ハイドロキノン療法してるんだけど
引用:ツイッター
デリケートゾーン1日で剥けてきた😯
あと昨日痒み止めと塗ったら
激アツだったから
今日から1日おきに塗る🫠
脚は2週間以上かかったのに
えらい違いだわ
ハイドロキノンといえど、誰でもシミが消えたとかは聞かない。個人的には出来たての色素沈着にしか効かない、もしくは根が深すぎると効果が薄すぎると思ってる。
引用:アットコスメ
特に肌荒れがすることはなかったのですが、美白※効果も感じられず保湿習慣がついたのは良かったです。
引用:アットコスメ
薬品がキツすぎて、肌が荒れて大変だった。最初は必ずパッチテストをしましょう!かなりキツめの化粧品です。布方法も良く読みましょう。書いてある事を読まないと大変な事になりますよ。
引用:アットコスメ
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使った人の良い口コミ
絶対的美白※効果のあるハイドロキノン
引用:ツイッター
こちらはバストトップ、デリケートゾーンに使っています
副作用が怖いので
手持ちの保湿剤と
1:2の量で混ぜて使用しています!
使い出して1週間くらい
あれ…黒ずみが薄くなってるって実感
ピンクにするのは難しいかもだけど
これは効果に感動♡
トレチノイン&ハイドロキノン
引用:ツイッター
デリケートゾーン、バストトップ、
おしりのシミに塗ってます!
いま2日目、バストトップだけ
ほんの少し皮めくれしてる。
かゆみや痛みは一切無し
ハイドロキノン乳首とかデリケートゾーンとかにも効くよ〜
引用:ツイッター
以前から、こちらの会社の瓶に入ったタイプのハイドロキノンを愛用していました。黒ずみが薄くなった効果も感じたので、より使いやすそうな塗るタイプを今回購入しました。瓶タイプより出しやすく、塗り広げやすく、保湿力もあるので、こちらのタイプをリピートしようかと思います
引用:アットコスメ
アトピーの色素沈着にもかなり効果あり。私は自己責任でVラインにも使用中です。こちらはまだまだかかりそうですが、継続的にケアしていきたいです。
引用:アットコスメ
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使って効果があった人の特徴
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使った人の良い口コミは、トレチノインと併用しているため効果が高いという声がありました。
また、ハイドロキノン入り化粧品を使っている人は、トラブルが少なく使えているという声があるため、刺激を避けたい方はハイドロキノン配合の化粧品を選びましょう。
一方で、ハイドロキノンの口コミで悪い評価のものは、刺激が強い、発がん性が気になる、時間が経った色素沈着に効果が低いという声がありました。
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使うなら、安心して使うために医師に相談してください。
また、刺激がなく、副作用も気にしなくても使えるデリケートゾーン黒ずみケアアイテムを「デリケートゾーンの黒ずみを治す市販クリームおすすめ19選|口コミで人気なのはコレ」で紹介しています。
ハイドロキノンのデリケートゾーン黒ずみへの3つの期待できる効果
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンが処方されることがあるのは、ハイドロキノンに美白※サポート効果がのぞめるからです。シミを作らせない美白※サポート効果とシミを軽減させる2つの美白※サポート効果がハイドロキノンには期待できます。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンの効果1:メラニンをつくるメラノサイトの働きを減少させる美白※サポート効果
デリケートゾーンの黒ずみができるのは、刺激によりメラニンが生成されるからです。メラニンは肌を守る働きがありますが、メラニンは黒ずみとなってしまいます。
ハイドロキノンには、メラニンを生成させる「メラノサイト」という細胞の働きを低下させる美白※サポート作用があります。デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを塗ると、黒ずみの元となるメラニンができにくくなるということです。
つまり、ハイドロキノンは、これからできる黒ずみを予防する効果がのぞめるといえます。デリケートゾー黒ずみは下着・生理用品の摩擦や、ティッシュで擦る刺激で発生するため、ハイドロキノンをデリケートゾーンに塗れば新しい黒ずみが発生しにくくなります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンの効果2:メラニン生成の抑制による還元作用で美白※サポート効果
ハイドロキノンには、できてしまったデリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果がのぞめます。
デリケートゾーンに刺激が起きるとメラニンが生成され、メラニンは酸化することで色が濃くなります。ハイドロキノンはメラニンを生成する酵素のチロシナーゼの活動を弱める作用がある成分で、肌のターンオーバーにより黒ずみが押し上げられ少しずつ軽減する美白※サポート効果が期待できます。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンの効果3:トレチノインと併用することで美白※サポート効果がアップ
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノン単体で塗ると、どんなシミにも効果があるわけではありません。なぜなら、ハイドロキノンはメラニンを還元させる美白※サポート効果はのぞめますが、黒ずみを押し上げる(生まれ変わらせる)効果は肌の代謝サイクルに頼るしかないからです。
そこで、肌の新陳代謝を高める効果がのぞめるトレチノインとハイドロキノンを併用します。トレチノインは強力にメラニンを排出する効果が期待できるため、2つの成分を併用することで、よりデリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果が期待できるようになります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使って起こる2つの副作用
ハイドロキノンの成分「ヒドロキノン」には、細胞毒性があります。細胞毒性とは、細胞が死んでしまう、または増殖や機能に問題が出る作用のことで、デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを塗る場合には短期的と長期的な副作用に注意が必要です。
副作用1:刺激による赤みや炎症が起きると黒ずみが悪化する恐れがある
ハイドロキノンの短期的な副作用としては、肌への刺激があります。皮膚の赤み・炎症・かぶれなど、皮膚に刺激が起きると、その刺激自体がデリケートゾーンの黒ずみとなりやすいため注意しましょう。
肌の弱い方がハイドロキノンを使用するときは、必ずパッチテストをしてください。デリケートゾーンも肌が敏感な部分のため、ハイドロキノンでかぶれないか事前に確認しなければなりません。
副作用2:皮膚の色がまだらになる白斑が起きる恐れがある
ハイドロキノンで刺激がない場合でも、長期的に使用することで白斑が起きる恐れがあります。白斑とは、簡単に説明すると皮膚の色がまだらになる状態のことです。
とくに濃度の高いハイドロキノンを塗ったときや、長期の使用で白斑リスクが高くなります。そのため、専門知識のない方がダラダラと高濃度のハイドロキノンをデリケートゾーンに塗ることは避けてください。
また、長期的なハイドロキノンの使用で、効果が出にくくなる問題もあります。デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うときは、3か月以内を目安にしてください。
デリケートゾーンの黒ずみに使えるハイドロキノン2%配合の商品2選
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うときは医師の処方が大前提ですが、受診の手間や費用を減らしたい方は、お店や通販でハイドロキノン商品を買う方法を検討してみてください。
ハイドロキノン2%の商品であれば、化粧品として購入可能です。
ただし、あくまでもデリケートゾーンに使うものとして作られてはいないので、ハイドロキノン配合の化粧品をデリケートゾーンの黒ずみに使うことは推奨しません。
メーカー名 | 商品名 | 容量 | 定価 | 濃度 |
---|---|---|---|---|
デルミサ | スキンフェイド | 25g | 1,980円(税込) | 2% |
濃厚本舗 | ハイドロキノン | 30g | 1,320円(税込) | 2% |
商品1:デルミサ スキンフェイド
アメリカの「モンタニコスメティックス」が販売するハイドロキノン2%の商品です。世界22か国で販売実績がある純ハイドロキノン99%の商品で、他成分で効果を弱めたくない方に向いています。
デルミサ スキンフェイドは、日本の取扱店で購入可能です。お店やネット通販でも扱っているところがあります。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
効果 | 美白※サポート効果がのぞめる |
金額 | 1,980円(税込) |
成分 | 純ハイドロキノン99%を2%配合 |
販売会社 | モンタニコスメティックス |
ネット通販 | 株式会社イザヴェル |
商品2:濃厚本舗 ハイドロキノン
濃厚本舗は、プラセンタやビタミンC・ハイドロキノンなど美白※化粧品を販売するショップです。ハイドロキノンは純度99.9%の純ハイドロキノンを使用しており、酸化を防ぎ安定性を高めるため植物成分の膜でハイドロキノンを包んでおり、1年間保存できます。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノン製品は海外品が多くありますが、濃厚本舗は日本人に合わせた製品です。濃厚本舗のハイドロキノン2%の商品は、デリケートゾーンの黒ずみに使えるという記載はないため、お尻の使用やデリケートゾーンの粘膜を避けて使いましょう。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
効果 | 美白※サポート効果がのぞめる |
金額 | 1,320円(税込) |
成分 | 純ハイドロキノン99.9%を2%配合 |
販売会社 | 株式会社ジュネスクレール |
ネット通販 | 濃厚本舗 |
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うメリットとデメリット
ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみに処方されることもあるくらい、美白※サポート効果が高くのぞめる成分です。しかし、敏感肌には使いにくい点や、副作用の問題があるため、事前にデメリットを確認して、自分に合う方法なのか確かめてください。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うメリット
- メラニンの還元作用でできてしまった黒ずみを軽減する効果が高くのぞめる
- ハイドロキノンはビタミンCよりもメラニン還元作用が高い
- メラニンの生成を抑制する効果がのぞめる
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使うメリットは、美白※サポート効果が高くのぞめることです。これからできるメラニンの生成を抑えて、できてしまった黒ずみを軽減する効果も期待できます。
化粧品に配合される美白※有効成分は、以下の成分があります。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- トラネキサム酸
- コウジ酸
シミの予防と今あるシミを軽減する効果があるのはビタミンC誘導体で、メラニン抑制とメラニン還元の2つの美白※効果があります。
ハイドロキノンは美白※有効成分として認められてはいませんが、ビタミンC誘導体同様にメラニン抑制とメラニン還元の2つの美白※効果がのぞめ、ビタミンC誘導体より10~100倍の美白※効果が期待され注目されている成分です。
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デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うデメリット
- 通販だとハイドロキノン低濃度の商品しか買えず美白※効果が低くなる
- 純ハイドロキノンは冷蔵保存が必要になり短期間で使い切る必要がある
- 人によっては副作用を起こす恐れがあるので医師へ相談したほうがいい
- デリケートゾーンの黒ずみは病気ではないため保険適用で安くならない
- 病院に通うなら1か月に1回の受診が必要になる
化粧品として購入できるハイドロキノン製品は、純ハイドロキノン2%のものまでです。安定型ハイドロキノンだと「10%」の表示がある商品もありますが、他の成分も含まれた濃度のため、デリケートゾーンの黒ずみに使っても美白※サポート効果は低くなります。
デリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果を高くしたいなら、純ハイドロキノンの濃度を高くしなければなりません。しかし、ハイドロキノンの濃度が高くなればそれだけ副作用のリスクも高くなるため注意してください。
ハイドロキノンを含むスキンケア製品は、認可を受けた専門医師によって処方された場合にのみ、使用してください。
引用:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)
アメリカのFDAでは、そもそもハイドロキノン商品は、医師の処方のみ推奨となっています。医師の処方によりハイドロキノン商品を入手すれば安心ですが、デリケートゾーンの黒ずみは病気ではないため保険適用はできず安くならない点や、月1回の受診が必要な点には注意してください。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに向いている人と向いていない人
ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみに使うことができますが、正しく使わないとリスクがあります。ハイドロキノンの使用が向いていない人もいるため、自分に合っているのか事前に確認しましょう。
ハイドロキノンが向いている人
- 早くデリケートゾーンの黒ずみの美白※効果を得たい人
- 肌が弱くない人
- 正しい使用方法を守れる人
- トレチノインと併用して美白※効果を高めたい人
デリケートゾーンの黒ずみを改善する効果は、ハイドロキノンだと1~3か月が目安です。短期間で黒ずみを改善する効果がのぞめるため、早く美白※効果を得たい人にハイドロキノンが向いています。
ただし、ハイドロキノンは肌への刺激が強くなっており、副作用の可能性もあるため、肌が強い人向けです。美白※効果を高めるならトレチノインとの併用が必要で、トレチノインは医師の処方が必要なため、医師の指導を受けながらデリケートゾーンの黒ずみをケアしたい方に向いているといえます。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンが向いていない人
- 白斑や赤みなどの副作用を避けたい人
- 水着を着る機会が多くデリケートゾーンに紫外線を浴びる人
- 1か月間で使い切る自信がない人
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使うと、白斑や赤みの副作用リスクがあります。刺激によりデリケートゾーンが逆に黒ずむリスクもあるため、医師に相談できない方は使用を避けてください。
また、ハイドロキノンは紫外線に当たると肌に炎症が起きやすくなります。デリケートゾーンは下着や衣類で隠れているため紫外線を浴びる機会は少なくなっていますが、水着を着る機会が多い方はハイドロキノンが向いていません。
純ハイドロキノンは酸化しやすく、冷蔵保存で1か月以内に使い切る必要がある点も注意が必要です。ハイドロキノンが酸化すると、肌への刺激が強くなり、美白※サポート効果が弱くなるため、正しい使用期間が守れない方にハイドロキノンは向いていないです。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
ハイドロキノンのデリケートゾーンの黒ずみへの正しい塗り方・使い方|トレチノインとの併用方法
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを塗るときは、5つの手順があります。ハイドロキノンは1日2回塗りますが、時間がないときはお風呂上りの1回でも大丈夫で、皮膚に刺激があるときも回数を減らしてください。
また、トレチノインとハイドロキノンを併用する際は順番が大事です。以下で説明するので、間違わないようにしてください。
手順1:デリケートゾーンを洗った入浴後に使う
デリケートゾーンを清潔にしてからハイドロキノンを塗るため、入浴後にハイドロキノンを黒ずみに塗るようにします。石けんをよく泡立てて、泡で優しくデリケートゾーンを洗うようにしてください。
ハイドロキノン自体が肌に刺激があるため、石けんやタオルでデリケートゾーンをゴシゴシ擦らないようにしましょう。通常の石けんでも大丈夫ですが、デリケートゾーン専用ソープを選ぶと無添加のものが多く肌に刺激を与えず洗うことができます。
手順2:ビタミンC誘導体ローションを馴染ませて肌を乾燥させる
デリケートゾーンに水分が残ったままだと、ハイドロキノンが効きすぎることがあるのでしっかりと拭きましょう。
ハイドロキノンを塗る前にビタミンC誘導体ローションをデリケートゾーンに馴染ませたら肌を乾燥させ、ハイドロキノンが効きすぎないようにしてください。
ビタミンC誘導体は、人によって肌に刺激を感じることがあります。そのままのビタミンCだと肌への浸透が悪くなりますが、ビタミンC誘導体にすることで浸透しやすくしたもので、肌への副作用の心配はありません。
手順3:トレチノインをデリケートゾーンに塗る
ハイドロキノンとトレチノインを併用するときは、最初にトレチノインを塗ります。綿棒に少量のトレチノインを含ませて、デリケートゾーンの黒ずみ部分より狭く塗布するのがポイントです。
トレチノインを塗った個所は皮が剥けやすくなります。デリケートゾーンの黒ずみ以外にトレチノインが付着しないよう注意してください。
手順4:デリケートゾーンの黒ずみが気になる個所より広めに塗る
トレチノインを塗って10分くらい経過したら、ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみより広めに塗ります。ハイドロキノンは黒ずみの外側から内側に向かって塗り広げて、トレチノインが広がらないよう注意しましょう。
手順5:最後に化粧水で肌を保湿し日焼け止めを塗る
最後にデリケートゾーンを保湿するため化粧水を塗ります。トレチノインとハイドロキノンで皮膚が炎症を起こしている状態ですから、肌に刺激がない化粧水を使用してください。
また、ハイドロキノンは紫外線に当たると肌に炎症が起こりやすくなるため、日焼け止めも塗ります。肌が敏感なデリケートゾーンに優しい紫外線吸収剤不使用のものを使いましょう。
ハイドロキノンをデリケートゾーンの黒ずみに使う際の3つの注意点
ハイドロキノンは美白※サポート効果が高くのぞめる代わりに、使用には注意が必要です。デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを塗るときは、以下の注意点を確認してください。
※メラニン生成を抑制し、シミそばかすを防ぐ
注意点1:高濃度のハイドロキノン購入のため個人輸入を利用しない
個人輸入を利用すれば、海外から高濃度のハイドロキノンを入手することは可能です。日本で認可されていない医薬品でも、個人使用を前提にネット通販を利用して海外から医薬品を個人輸入することは違法ではありません。
ただし、厚生労働省が公開している情報によると、個人輸入で入手したハイドロキノン製品でトラブルが起きているとのことです。デリケートゾーンの黒ずみ改善したい思いが強いと、つい高濃度のハイドロキノンを個人輸入したくなるかもしれませんが、絶対に止めてください。
当該製品はハイドロキノンを 4%含有すると表示されていますが、実際に含有されている成分は不明です。今回の事例の原因は明らかになっておりませんが、医師の診断によると当該製品の使用に伴うアレルギー反応による可能性が高いと判断されています。
引用:厚生労働省
注意点2:ハイドロキノンを塗った個所が日焼けの恐れがあるなら休む
ハイドロキノンを塗った個所は、肌が炎症を起こしており、紫外線の影響を受けやすくなります。水着を着る機会があり紫外線をデリケートゾーンに浴びるときは、炎症が強くなる恐れがあるためハイドロキノンの使用は中止してください。
注意点3:ハイドロキノンを塗ったら肌を保湿する
ハイドロキノンを塗ったところは皮めくれや炎症が起きており、刺激に弱い状態です。最後に化粧水でデリケートゾーンの黒ずみ部分を保湿するのを忘れないようにしましょう。
デリケートゾーンの黒ずみに使うハイドロキノン配合商品の選び方とは?
ハイドロキノンを選ぶときは、2%の濃度が目安となります。濃度が濃くなればデリケートゾーンの黒ずみを軽減する効果は高くのぞめますが、濃度が高いものを選ぶときは注意が必要です。
選び方1:純ハイドロキノンでハイドロキノン2%までのものを選ぶ
お店やネット通販で純ハイドロキノンの商品を購入するときは、ハイドロキノン2%のものを選んでください。自己判断で使えるのはハイドロキノン2%までで、医師の指導がないときはVラインまでの使用に留めましょう。
選び方2:2%以上のハイドロキノンを使うなら病院で処方してもらう
医師の処方では、ハイドロキノン2%以上のものを入手できます。肌の乾燥や炎症の具合を医師に確認してもらえて、状況により薬が利用できて安心です。
デリケートゾーンの粘膜にハイドロキノンを使用するときは、必ず医師の診察を受けてください。
ハイドロキノンによるデリケートゾーンの黒ずみ改善に関するQ&A
デリケートゾーンの黒ずみにハイドロキノンを使うときに気になる疑問点をQ&Aでまとめました。